コロナ禍となりワクチン接種が進んでいます。
コロナワクチンと言えば、ファイザーかモデルナの二択になりつつありますが、そもそもモデルナ社はどこの国の会社なのでしょうか?
疑問に思ったのでモデルナ社がどこの国の会社なのか調べてみました。
また、モデルナの評判もレビューします。
『モデルナ』はどこの国の会社?
モデルナはアメリカの会社です。
2010年にハーバード大学医学部の准教授であったロッシさんが設立したバイオ系企業です。
マサチューセッツ州のケンブリッジに本社があります。
マサチューセッツといえば、有名なマサチューセッツ工科大学がありますよね。
ケンブリッジという地名はイギリスにもありますが、まさに、イギリスのケンブリッジが地名の由来になっているそうです。
そして、マサチューセッツ州ケンブリッジには、マサチューセッツ工科大学の他に、ハーバード大学もあります。
優秀な研究者、学生がたくさん集まっている街なんですね。
政治経済・商業・工業・文化・教育などあらゆる分野において、リーダー的役割を果たしてきたのがマサチューセッツ州です。そんな恵まれた環境の中に、モデルナの本社があります。
『モデルナ』の会社概要はある?
アメリカ本社の会社概要も、日本法人の会社概要もありました。
日本法人は、モデルナ・ジャパン株式会社というそうです。
アジアでは初めての拠点になりました。日本法人の設立は2021年。
東京都港区虎ノ門に本店があるそうです。
モデルナ日本法人の代表取締役は鈴木蘭美さんという女性の方で、製薬分野のビジネスリーダーとして活躍されたようです。
日本に法人を創設することで、必要とされるワクチンをより効率良く届けてくれることを期待できますよね。
『モデルナ』の公式HPはある?
モデルナの公式HPがありました。
⇒https://www.modernatx.com
すべて英語で書かれています。
ホームページのトップを見てみると、女性が研究に励んでいる写真が3箇所に掲載されていました。
日本法人の社長も女性であることから、積極的に女性も起用している印象を受けました。
トピックとしてはモデルナが得意とする技術について、新型コロナウィルスについて、会社のポリシーなどが書かれています。
最初のトピック「mRNA Technology」の1番上にある「The Science of mRNA」をクリックすると、mRNAについてまるで教科書のように、文章と図で詳しく説明されています。
また、公式ツイッターアカウントもあります。
自己紹介のところでは、ワクチンや薬の副作用の報告のための電話番号が書かれていました。
フォロワーは約14万人いるようです。
『モデルナ』社の特徴
モデルナを英語表記にすると、Modernaです。
最後の3文字が「rna」ですよね。
実は、モデルナ社の得意とする技術がそのまま名前の由来となっています。
「modified」(修飾する)と「RNA」を合わせて、Modernaと名付けられたようです。
mRNAの研究に自信があることが伝わってくる企業名ですね。
モデルナ社の公式HPをみてわかるように、mRNAの研究にかなり力をいれています。
mRNAはメッセンジャーRNAとも呼ばれています。
医学的なこと、生物的なことはあまりここで詳しく説明しませんが、簡単にまとめてみると、細胞がタンパク質をつくるための設計図がmRNAです。タンパク質は栄養素の1つという印象が強いですが、病気を治すことにつながる働きもあるようです。
設計図どおりにタンパク質が作られると、結果的に免疫強化につながるそうです。
ワクチンと聞くと、弱毒化されたウィルスを体内に入れて、戦わせることで免疫を作るというイメージが強いかもしれませんが、mRNAワクチンは、あえて偽物のウィルス(タンパク質)の設計図を体内に入れて、免疫を作っているようです。
ワクチンの新しい方法ですね。
モデルナの株価(コロナ前)
モデルナの株価の変動を調べてみました。
創業から2020年の最初のころまでは20ドル前後で推移していましたが、新型コロナウィルスの情報がではじめた2020年の後半から株価が上昇しはじめました。
2020年の6月には60ドル近くまで値上がりしています。
モデルナの株価(コロナ後)
2021年の8月に487.87ドルまで上がり、これまでの最高値となっています。
2021年9月下旬ごろから、10月上旬にかけて、450ドルから302ドルへと下がっていますが、そのあとも徐々に上昇。11月下旬に再び368ドルまで上がりましたが、そのあとは上昇と下落を繰り返しながら、徐々に下がっていっているようです。
モデルナの株価の今後は上がるか下がるか予想
初心者の予想ですが、2021年にワクチン接種のピークを迎えてからだんだん下がっていっています。
今後、3回目4回目とワクチン接種が始まれば、また株価は上がるかもしれいないですよね。
今後も、新型コロナウィルスのように、新しいウィルス、病気が蔓延する可能性が懸念されます。
ワクチンの需要が一度下がったとしても、また新たなワクチンの開発をしてくれるでしょう。そのときはまた株価が上がるかもしれないですよね。
モデルナとファイザー、どっちが良い?
ファイザーもモデルナも、mRNAを使用したワクチンです。
ファイザーとモデルナの違うところを紹介します。
まず、mRNAが含まれている量が異なるそうです。
モデルナの方が少し多いとのこと。そして、1回目を打った後に2回目を打つまでの間隔も違いますよね。
モデルナは4週、ファイザーは3週です。
感染予防効果については、ファイザーが95%、モデルナが94%と言われていますが、これは国よっても数字が変わるそうで、多くのお医者さんは「大差ない」と判断しているようです。
気になる人も多いのが、副作用についてですよね。
これは、ファイザーよりもモデルナの方が副作用の報告が多くあるようです。私はファイザーを打ちましたが、モデルナを打った友人よりも副作用は軽く済んだ印象をもっています。
どっちが良いというより、どっちになっても、大丈夫という気持ちをもつといいかもしれません。
集団接種はモデルナになることが多く、病院ではファイザーになることが多いようです。
ワクチンを打つ場所が予め決まっている場合も多いと思いますので、どっちのメーカーであっても、効果はあると思います。
『モデルナ』はどこの国の会社?『モデルナ』の会社概要や公式HPはある?『モデルナ』の評判をレビューまとめ
モデルナ社製のワクチンには賛否両論ありますが、自己責任でワクチン接種をしましょう。
私は今のところ全てファイザー製です。
ただ、ファイザーとモデルナをクロスして打つと効果が高まるという研究結果があったかと思います。
打てる時に打っておくというのが大切です。